なにごとも、
初めてはあります。
(後妻業、黒川博行)
初めての嬉しいことは、
それほど問題ありませんが、
初めての困ったこと、
葛藤、トラブル、事故(事件)には、
戸惑います。
しかし、それも
一度経験してしまえば、
二度目にそれが起こった時には、
対処がうまくなります。
もちろん、
心理的な面では、
嫌なことに変わりないでしょうが。
自分だけの問題でなく、
初めて何かをされた時、
初めて何かを言われた時
というのは、なかなかの試練です。
「今までは、こんなことはなかった」
そんなセリフを自分や誰かに何度も
ぼやいたり、言い聞かせたりしても、
何の意味もありません。
いつも事態は変わり、
新しいことが起こります。
何も新しいことが
起こらなくなったら、
それは自分が「生きていない」か、
老いていっているか、
そのいずれかもしれません。
新しいことが自分に降りかかるうちが、
まだまだ生きている証拠。
そう思って、前に進みましょう。
(参考)後妻業(黒川博行)
No.7579