おれたちはみんな…

おれたちはみんな
自分の場所にいることしかできない。
他人になることもできない。

与えられた場所で、
全力でなにか大切なものを守る。
それ以外になにができるというのだ。

(IWGP02 少年計数機、石田衣良)

憧れようと思えば、
他人の何にでも
うらやましさを感じられます。

嫌おうと思えば、
平均よりは優れている自分の才能さえ
意味がないと感じられます。

もしも、生きている目的が、
少しでも幸せを感じることだとすれば、
憧れや、自己嫌悪ばかりに
心を注いでいる限り、その目的は
達せられないように思います。

早いうちに、いい意味で
「自分中心」の生き方を
する必要があるのでしょう。

それは、自分をうまく引き出すこと。

悪い意味での「自己中心」は、
比べる情報ばかりを
多く自分に取り入れ、その度に
「なぜ、私は…」と
不快になることでしょう。

見るべきことが見えなくなることは、
よくあることですが、なんとか、
見えるようになりたいなと、
もがいている私です。

(参考)IWGP02 少年計数機(石田衣良)

No.7594


こころの処方箋(河合 隼雄)

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