ゆっくりながら、…

ゆっくりながら、
積み上げてきたものは
ちゃんとある。

それなのに、
仲間と比べると自分だけが、
なんの成長も挑戦も
していない気になり、
焦ってしまうのだ。

(あまからカルテット、柚木麻子)

私は、これこれをしてきました、
と胸を張って言えるものを
皆がみな持っているわけじゃない。

それって何?

と聞き直されるようなことも
ある人はある。

学校の成績や部活の大会結果が
良かったというのは分かりやすいし、
他の人にも知られやすい。

そういうところでは
活躍できない人でも、
ダンスや他のスポーツのクラブに
所属していて、
結果を残せる場合もある。
それも、分かりやすい。

けれども、
「がんばってきたんだよ」
と言ったところで

人々に浸透していないものは、

それって何?

になってしまうのだ。

そうなった時に、
自信をなくさずに
「自分は自分」と肯定できる自分に
なっていたいものだ。

(参考)あまからカルテット(柚木麻子)

No.7659


モモ(ミヒャエル・エンデ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です