普段の何気ない会話も、
「ひらめき」にとって
非常に重要な要素です。
誰かに何かを伝えたい
という気持ちがないと、人間の脳は
本気を出さないようになっています。
普通の人が経験する最も身近な
ひらめきというのは会話です。
もっと言えば、会話というのは、
ひらめきが連続して
起こっている状態ともいえます。
その場その場で
言葉が次々と出るわけですから。
(ひらめき脳、茂木健一郎)
玄関を開けて、外に一歩踏み出した。
その一歩の長靴が、思いのほか沈んだ。
もう一歩、踏み込むと、両足の長靴が雪に隠れた。
また一歩、さらに一歩、もう一回右足。
もう、ここには雪しかないって感じだな。