大事なのは味方の数ではなく、
正しい味方と正しい関係である。
(80対20の法則、リチャード・コッチ)
今は、めったにないかもしれないが、
セールスマン、あるいはセールスレディが、よく
「ご近所の○○さん、あちらの△△さんも、
ご購入しましたよ。」なんていう言葉を使っていた。
相手が知っていそうな人を多数味方につければ、
相手の財布のひももゆるむだろう、という考え方だ。
ふつう、こんな手口には騙されない。
しかし、自分自身のことになると、
味方の数が多ければ、なぜか安心する。
味方をつけることは悪いことばかりではないが、
数は少なくても、賢明な味方を探し、
その味方と依存関係でなく、正しい関係を
つくることは、もっと良いことだろう。