人生はあまりに短く、
復讐に燃えたり、
悪意を抱いたりする暇もなく、
あっというまに過ぎ去ってしまう。
(この世で一番の贈り物、オグ・マンディーノ)
心というものが、
バッグとかリュックのようなもので、
それを抱えたり、背負ったりしながら、
歩んでいくものが、人生だろうと思う。
バッグにも、リュックにも、
その容量という限界がある。
もちろん、それらに入りきらなかったものを、
手に持って歩くこともできるだろう。
にしても、できれば、
必要なものとか、お気に入りものだけを、
詰め込んだり、持ち運びたいはずだ。
恨みや、復讐心、悪意だけを詰め込むには、
小さすぎるし、後々、ごみになる…
「幸せな思い」とか、
「達成感」とか入る隙間を作っておかないと、
そのバッグもリュックも、もったいない。
一休みしたり、目的地に着いたときに、
持ってきたものを取り出して味わう時に、
楽しめないものばかりだったら、
その旅はつまらないものになるだろう。