問題意識があれば、
情報は自然に頭のなかにはいってきます。
…しかし、
どんなにたくさんの情報を集めたところで、
その情報をどう見るかという自分の「見方」を
持っていなくては、情報は一本の糸で
つながりません。
(株の原則、邱永漢)
何か事が起きた後でなければ、
動こうとしない人には、
情報は、なかなか入ってこない。
そのくせ、なぜ、
情報を回してくれなかったのか、
と怒ったりもする…
しかし、探してみれば、手元に、
ちゃんと資料があったりもする…(笑)
じゃあ、さあ、情報は集まった。
という段階において、
情報を的確に理解できるかというと、
また訓練が必要だ。
そして、「見方」の訓練というものは、
自分で考え、自分で書いたりして、
考えをまとめていく段階で養われるものだから、
「こう見るんだ。」と教えたところで、
理解は出来ないだろう。
そんな経験を積んでくると、
「見方」というものは、
「訓練」だけでなく、
「素質」もあったら幸いという気がする。
「素質」がなくても大丈夫だが、
苦労することだけは覚悟が必要。