大きなことを成し遂げるために
力を与えて欲しい、と求めたのに
謙遜を学ぶようにと
弱さを授かった
より偉大なことが出来るようにと
健康を求めたのに
より良きことが出来るようにと
病弱を与えられた
幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるようにと貧弱を授かった
(渡辺和子「愛することは赦されること」)
私たちは、欲しいものを求めるが、
実際は、必要なものが、その時その時、
ちゃんと与えられている。
大事なのは、それに気づくかどうか、
ということ。
子供を育てる時も同じようなものと思う。
子供が欲しがるからと言って、
その通り全てを与える親はいないだろう。
子供に必要と判断したものを、
必要な形で与えることだろう。
私たちも、そのように与えられていて、
今の環境に生きている。
それに気づくことが、一番大事なこと。
その「気づき」が最大の贈り物。