権力に対して猛烈に反抗する人は、
その態度自体をもって彼(その人)が
権力的な人であることを示している。
(働くことがイヤな人のための本、中島義道)
何でもかんでも反対、という人がいる。
たとえ、その中に良いものがあったとしても、
自分の意見が完璧に通らない限り、
その反対の立場を続ける。
私たちは、得てして、
そんな人にあおられやすい。
いくらかでも、それに同調する気持ちが
どこかにあると、ますます危うい。
権力を愛する人は、自分以外の権力に反対する。
私たちは、そんな人の道具になってはいけない。
自ら考えて、反対するなり、賛成するなり、
後々、自分が責任をとれるようにしたいもの。