完璧だと決め込んでしまったら…

ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、
その事柄はそれ以上よくならず、
ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。

(仕事は楽しいかね?、デイル・ドーテン)

本当のところ、
ライバルに追い抜かれるかどうかなんて、
考えなくてもいいと思う。

ただ、自分がそれ以上よくなる可能性を、
「完璧だ」という過信で取りこぼしてしまうのは、
非常にもったいない。

たとえば、完璧なアイデアが思い浮かんだ、
という気持ちは、どこかしら誤っている。

他では真似できそうにないものを生むことに、
そもそも、完璧はないからだ。
むしろ、完璧じゃないから、
真似できないかもしれないし。

いつも、
「もっと、いいものがあるかも」
という気持ちが大切かも。
ただ、今への感謝は失わずに。


人生の短さについて(セネカ)

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