「何もしていない」は、
活動をしていない状態ではない、
ただ、おきまりの名のついたことを
していないだけ。
(何もしない贅沢、ヴェロニック・ヴィエン)
「何かしていない」と
焦燥感にかられる時ってある。
「何もしていない」この状態じゃ、
ダメな気がして…
私の場合、休日でも、
似たようなことを思う。
子ども達をどこかに連れて
いってあげなくてはいけないような…
リラックスしている時でも、
何かしら、価値あることを
しなければいけないような…
競争社会のせいにはしたくない。
ただ、その呪縛にとらわれている自分を、
この言葉でなら解放できるような気がした。
「何もしていない」のではない、
名前のついたことをしていないだけ。
そんな観点に立てたら、
逆に、いろんな行動が出来るんだ、
と選択肢が増え、それだけで、
心のゆとりが生まれるような気がする。