なにが勝ちか

大事なのは、
なにが勝ちかをみきわめることだ。

(三国志 一の巻、北方謙三)

「負けるが勝ち」という言葉が、
負け惜しみのように聞こえるうちは、
勝負の本質が分かっていないためかもしれない。

本当に勝つということは、
どういうことか、
それぞれの場面において、
よく見えていて初めて、
分かることだと思う。

同じように、
何が本当の安全か、
何が本当の幸せか、
何が本当の成功か、
分かっていることにも通じる。

だから、同じものを選んだように見えても、
それぞれの人によって、
結果が違ってくる場合もあるのだ。

そして、勝ったように見えた人が、
実は、その時から負けていた、
ということを後でわかることもあるのだ。


こころの処方箋(河合 隼雄)

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