一般的に、即席の満足を与えていると、
子供は弱い人間になってしまいます。
(ジョー・J・クリステンセン)
即席の満足、それは楽で、ありかたいもの。
ただ、それだけに慣れると、まずい。
子供ばかりでなく、大人も
弱めてしまうんじゃないだろうか。
特に、
自分の力以外で簡単に手に入るもの、
がいけないように思われる。
仕事に対して、人間関係に対して、
人生全体に対して…
娘の1人が幼かった頃、よく
「退屈だぁ、つまらない。」と言っていた時期がある。
安易に何かを与えればいいって、
いうわけではないと、わかった。
親が忙しい時に、今ならゲームや、YouTube動画などに、
「子守り」をお願いすることは、
時々、許すとしても、
いつもとなると、やはり、
子供らが親か吸収する機会がなくなっていまう。
自分の楽しみ、興味は、ある程度、
自分で開拓していく精神を育ませないと、
と思う。与えられるばかりでなく。
親である私たちも、同様に、
仕事(楽しみ?)は、
上司や会社、顧客が与えてくれるもの、
なんていう「即席」を
いつまでも求めていられるような時代で
なくなってきている。
やはり、生まれて生きていく以上、
何かしらを創造していかなければならない。
幸か不幸か、今は、本当に、そんな時代…
即席なものを利用しながらも、
人間であり続けるために、
即席なものに依存しすぎないように。