
好ましい環境と
好ましからざる環境が、
そこに住む個人の成長に貢献する。
人は、
自分が育んだ環境という果実の収穫人として、
苦悩と喜びの双方から学ぶことが出来る。
(As A Man Thinketh、ジェームズ・アレン)
生まれた時、環境は与えられるものでしょう。
子供の頃、自分が選んだわけでもない環境に、
窮屈な思いをして過ごした人は
少なくないでしょう。私も、
そんな気持ち、感じたことがあります。
しかし、年を重ねるにつれて、
環境をコントロールする舵は、
私たちの目の前に、姿を現し始めます。
その舵が見えてきていることに
いつまでも気づかないでいると、
喜びを見つけることも難しくなるでしょう。
それは、とても残念です。
最初に与えられた環境は、
私たちのトラウマやハングリー精神を
つくるものになりえます。
そして、それらが、
今度は、これからの環境をつくっていき、
喜びも苦しみも意味あるものに
変えられると思うのです。
もしかしたら、
環境は良くも悪くもない…
それを、どうとらえるか、
どう対処していくかが、
それ以上に大切なのかもしれません。