カテゴリー: 出会い

だれかに助けを求めることは、決してかっこ悪いことではないし、自分の無力を表明することでもない。まっとうなコミュニケーションだ。むしろ、「こんな弱音や本音を言ったら、相手にどう思われるだろう」と縮こまり、寄せられる心配すら…

つづき 助けを求める

人間、笑える時に笑っておけ。いつか泣く日がくるのだから。 人間、泣けるときに泣いておけ。いつか笑う日がくるのだから。 (先崎学の浮いたり沈んだり、先崎 学)

つづき 笑える

こんな、なんということのない時間も実は幸福で満たされていたのだと知る。あたりまえの、普通の時間だと思っていた。あたりまえじゃない。なんということもない時間じゃない。 実は、とても貴重な時間だった。今、それがわかる。 (デ…

つづき あたりまえ

こういう面白い話が転がり込んでくるかどうかって、運なんだよ。しゃかりきになって集めても集まらない人には集まらないし、集まる人には集まる。お手柄じゃないですか (火のないところに煙は、芦沢 央)

つづき 面白い話

会話なんて内容は何でもいいですから。 挨拶をして、何か言葉を交わしていること自体が大事なわけで。 (AX アックス、伊坂幸太郎)

つづき 会話

混んでいる電車の中には、明日に、未来に向かっていく人たちがたくさんひしめいている。もちろんわたしもその中の一人なのだ。あぁ、なんてささやかな人生なのだろう。 (じごくゆきっ、桜庭一樹)

つづき ささやかな

年を重ねるということは、おなじ相手に、何回も、出会いなおすということだ。会うたびに知らない顏を見せ、人は立体的になる。 (出会いなおし、森絵都)

つづき 年を重ねる

自分のことを一番分かっているのは、自分自身だ。無理なものは無理。でも、その思い込みのせいで、おのれの可能性を狭めてしまってはいないか。 だとしたらもったいない話である。ならば、いっそ身を委ねてみようではないか。その結果、…

つづき もったいない

人物を描くというのはつまり、相手を理解し解釈することなんだ。言葉ではなく線やかたちや色で。 (騎士団長殺し第1部、村上春樹)

つづき 解釈する

ひとり旅の人を見たらさみしいと思うべからず。ひとり旅の人はさみしさもままならなさも旅の魅力と心得よう。 (マナーの正体、角田光代)

つづき ひとり旅