知ったら、しまい

知ったら、しまい

(株の格言)

みんなが知ってしまったら、
もうおしまいだ、という意味です。

簡単なお話。
この株を買ったらいい、
という情報が雑誌でも口コミでも、
みんなに伝わってしまったら、
もうそれは買い時ではないのです。

ところで、この言葉をこんなふうにも
とらえることは出来ませんか?

たとえば、株以外のことでもいいです。
あなただけに教えてあげるわ、
という類の情報を聞いたとしましょう。

ああ、得したと思うかもしれませんが、
あなたの耳に入るほどのことですから、
実はもう、いろんな人が知っている可能性が
あるんです。そう思ってみれば、
情報を集める力が変わってくることでしょう。

もう一つ。
あそこは、あるいはそれは、
「危ない」、「危なくない」、
というような議論があったとしましょう。
まだ、誰も確信が出来る状態じゃあない…
そして、かなりの確信がないと、
その対策を講じることによって
不利益を被る人もいるからという理由で、
対策を延ばし延ばしにしていく…

いろんな調査を積み重ね、
時間をかけた結果、
「よし、やっぱり危ない」
という結論が出たとします。
しかし、その時点では、
もう被害が発生している、
あるいは手遅れの場合もありえるんです。
それこそ、「おしまい」です。

じゃあ、戦争の場合は…?
敵対国の動きに怪しいものがある時、
どうしましょう…?
断定できるほどの証拠はないのですが、
それを集める時間にも限りがあって、
かなり危険だと考えられる場合、
やはり判断は難しいように思います。

そして、みんなが
「やっぱり危なかった」という証拠をつかみ、
結論を出した頃には、敵対国の準備は
万全になり、取り返しのつかないことも
ありえるように思います。

歴史を遡ると、
そういう逆転劇が数多く残っています。

どこまで知ってから行動を起こすか、
本当に難しいなぁ、世の中は…

【参考】
あなたのお客さんになりたい!(中谷彰宏)


置かれた場所で咲きなさい(渡辺 和子)

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