ただ盲目的に自由を欲しがる者よ、…束縛は、保護でもあるのです。…

ただ盲目的に自由を欲しがる者よ、
…束縛は、保護でもあるのです。

束縛があってこそ、安全で、
平穏な満ち足りた生活が
手にはいるのです。

(ベンジャミン・フランクリン)

ふつう、誰もが、
束縛を嫌うことでしょう。

私も、そうだよ。

だから、束縛を逃れようとする時、
保護からも離れようとしていることを
わかっていなければいけない。

とは言っても、
自由になりたい、自由になりたい、
と強く思っているだけの時は、
そんなことに気づくわけがない。

だから、本当に自由になった時、
守ってくれるものも同時に失ったことに気づく。

そして、それでもいいからと前に進む者と、
やっぱり元の殻がいいと後戻りする者と、
2つにわかれる。

私は前者でありたい。

盲目的に従っている、あるいは、
束縛に甘んじているのも問題だけど、

盲目的に、自由という言葉だけを
使っているのも、欠けているよな、
と改めて気づいた。

【参考】
それがぼくには楽しかったから(リーナス・トーバルズ)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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