時には、
ものごとは、そのままに
放っておいた方がいい場合がある。
(アルケミスト、パウロ・コエーリョ)
何か事件が起きると、人は焦る。
人の心の、自然の成り行き…
そして、人の目は、
そのポイントだけを見つめてしまう。
そして、同じように、
そのポイントだけに、
慌てて行動を起こそうとする。
時間は、そうじゃあない。
事件が起きる前も、起きた後も、
同じテンポで、時を進める。
そして、すべてのものに
平等に、時を与える。
起きてしまった事件は
確かに重要だけど、
時には、時間にまかせて、
その本質が見えるようにしてみたらいい。
平等な「時」が、
自分自身の本質を明らかにし、
その事件の本質を明らかにしてくれる。
双方の本質が向きあえば、
本当の解決が出来るだろう…間違いなく。
だから、それまで待つ「時」もあるのだ。
【参考】
ゆとりの法則(トム・デマルコ)