これ以上悪くなったら、いくらなんでも…

「これ以上悪くなったら、
 いくらなんでも…自覚して、
 何とかしようと立ち上がるでしょう」
と言うかもしれません。

しかし、世界には
それをしなかった国が沢山あります。

(質問する力、大前研一)

がまん大会じゃあないけど、
おフロの温度がだんだん上昇していく時、
それに浸かっている人間の
耐えられるレベルというのは、
それぞれ違う。

温度の上昇が途中で止まればいいけど、
そうじゃないとすれば、
最悪を迎える前に出なければいけない。

それをするのを怠っていたり、
意固地になっていたり、
鈍い感覚でいると、
気づいた時には、身体の自由が
効かない状態になっている。

カエルは本当にそうらしい。
だから、「ゆでがえる」…という話は事実。

危険を感じて、
最悪の事態になる前に、
もがき出す人間は多い。
それは、まだいい方…。
私も、かろうじて、その一人かな。

でも、そういう事態になっても、
まだ「誰かがやってくれるだろう」という
感覚から抜け出せない人間もいる。

そういう人間が、
周りに多ければ多いほど、
自分の感覚も鈍ってくる。

人は、事態の悪さ加減に左右されるのではない。
自分自身の感覚、思いこみに左右される。

それを忘れてはいけない。

【参考】
7つの習慣(スティーブン・コヴィ)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です