不運は人物をつくり、幸運は怪物をつくる。

不運は人物をつくり、
幸運は怪物をつくる。

(英語)
Adversity makes men,
and prosperity makes monsters.

(ヴィクトル・ユゴー)

「レ・ミゼラブル」(ああ、無情)の
著者だけあって、なんとなく、
人の奥深さを見る言葉に感じるね。

人は調子に乗ると、
どんなことをしでかすか、
分からない。

不運をいくつも経験し、その後、
幸運のエリアに到達した人なら、
いくらか、人生の意味も
分かるだろうが…

そうでないと、
人の命も含めて、
いろいろなものの価値が
ちゃんと分かっていない人間に
なっちゃう場合もある。

面白いのは、それには続きがあって、
一般的に言われている「幸運」を
落ちぶれるかもしれない「危機」と
とらえている人もいて、

反対に、
一般的に言われている「不運」を
自分が飛躍するための「好機」だと
とらえている人もいるということ。

そう考えている人々には、

「不運は人物をつくり、
 幸運は怪物をつくる。」

という言葉は、直接は当てはまらない。

その代わり、この言葉の原則を理解して、
自分をコントロールしていることになる。

ん???、すごいね。
そうありたいよ、ホントに…

【参考】
何もしない贅沢(ヴェロニク・ヴィエン)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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