たくさんある山を見て、登れないどうしよう、と思って…

たくさんある山を見て、
登れないどうしよう、
と思っているんじゃなくて、

まず一つの山に登って
頂上まで行くところから
すべてははじまるんです。

(ドリアン助川)

究めている人が多くいる世界を
見るのは、とても楽しい。
プロ野球でも、ワールドカップでも、
オリンピックでも、ラーメン屋さんでも、
本当に、いろんな楽しみ方を見出せる。

でも、究める側に立つと、
その強敵の多さに、
立ち尽くしてしまうこともある。

自分のしたいこと、している仕事、
どれをとっても、その道を究めた人は、
必ずいるわけで…

そんな人を見たり、研究することが、
目標として、心に置けるならいいけど、
今の自分とただ比べて、
圧倒され何も出来なくなるくらいなら、
知らない方がかえっていい場合もある。

最初は、「井の中の蛙」もしょうがない。
ただ、同じ井の中の蛙でも、
「これでいいや」と思わなければいい。

他を知らなくても、
自分はもっと出来るんじゃないかって、
ずっとずっと突き進んでいく。

そのうち、他はどうなってるんだろう、
って見回した時に、自分のレベルと
究めた人のギャップが分かって、
新たな目標に出来る。

それまでは、
いろんな経験をしていき、
突き進むべき道、方向、
登るべき山、身につけるべきこと
なんかが分かってきたら、幸せ。

何かを究めようとした時、
それを見る側に立って楽しむのも、
時には必要かもしれない。

【参考】
はじめの一歩を踏み出そう(マイケル・E・ガーバー)


人生の短さについて(セネカ)

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