すでに分かっていたはずのことが、
ある日突然、新しいひらめきとなって、
心の中に入ってくる時がある。
それが、学ぶということ。
(英語)
That is what learing is.
You suddenly understand
something you’ve understood
all your life,
but in a new way.
(ドリス・レッシング)
分かっている、分かっている。
子どもでさえも、
親にはそんな口を利く。
分かっている、分かっている。
そう口にしながら、
その次の瞬間には、
失敗している。
自分の口から出る言葉としても、
他人の口から出る言葉としても、
「分かっている」は、
あまり信用しちゃいけないって
ことなのかなぁ…
確かに、本当に、本当に、
分かった瞬間っていうのは、
新しい光、新しい道が見えてくる感じ。
ああ、今までは、
まだ分かっていなかったんだ。
喜びとともに分かることもあれば、
少々ガッカリしながら分かることもある。
いずれしにろ、
分からなかったよりは、
いいんじゃないだろうか。
「知らなければ、良かった」
という言葉も時には聞くけど…。
それでさえ、
知ったから、分かったから言える
「学んだ上での言葉」であって、
その後に続いて分かる
自分や他人の真実も、
しょうがないことだろう。
多分、学ぶつもりがなくても、
必ず、学ばせられるんだろうね。
私も、ちょっとは落ち込んだり、
喜んだりしながら、学んでいます。
毎日…
【参考】
小説・上杉鷹山(童門冬二)