当たり前やがな、何でも実力通りに割り切れたら、…

当たり前やがな、
何でも実力通りに割り切れたら、
世の中は、はなはだ簡単明瞭や。

(白い巨塔1、山崎豊子)

この言葉は、小説の中で、
ちょっと腹黒いシーンで
出てくる言葉なんだけど、

多分、多くの人が、
その壁にぶち当たるような
気がした。

実力はあるけど、
ちょっと態度がねぇ…

力は一流なんだけど、
人間関係がイマイチ下手でねぇ…

才能はいいものを
持っているんだけど、
何か足りないんだよねぇ…

そんな評価を周囲から受けて、
なかなか花を咲かせることの
出来ない人間は、この世に多いと思う。

でも、そんな評価を受けながら、
花を咲かせた人も、間違いなくいる。

だから、その評価が、
マジメに当たっているかどうかは、
問題じゃあない、きっと…。

自分に言い聞かせることも含めて、
思うんだけど、
日本に一人、世界に一人
というような特別な才能を
既に見つけた人を除けば、

(広い意味では、みんなが
 それを持っているんだろうけど…)
人って、やっぱり
バランスも必要だろうな、と感じる。

一人だけでは、
バランスがうまくとれないとなると、
誰かそれを補ってくれる人が、
近くに居たら幸い。

中途半端な実力じゃあ、人は、
やっぱり一人でやっていけない。

ちょっと実力があると勘違いして、
それ以外の多くを無視し始めたら、
いろんな調子が狂ってくるだろうな。

自分の実力をさらに高めるためにも、
そんなことに気をつけよう、と
中途半端な実力のShuは思うのでした。

やっぱ、自分のことだったな、これは。

【参考】
「良い仕事」の思想(杉村芳美)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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