ひとたび、「なぜ?」と疑問をもちだすと、…

ひとたび、「なぜ?」と
疑問をもちだすと、
人は前に進めなくなってしまうものだ。

それは疲れることだし、
結局のところ、
収拾のつかなくなる事態に
自分を追い込んでいくことになる。

(仮面のマドンナ、小池真理子)

前に進める「なぜ?」も、
確かにある。

その違いは、その時々の
「なぜ?」という問いかけの
本質の違いだろうと思う。

「なぜ、こんなことになったんだ?」
「なぜ、自分だけが…?」
「なぜ、もっと早く…?」

問いかけを言葉にした時、
たとえ同じ音になるとしても、
「このままがよかったのに…」
という気持ちがどこかにあれば、
進めるわけがない。

「なぜ?」と思えるような変化が
あった以上、「このまま」に
戻ることはありえないのだ。

変化に対して、
逆なでするようなことをすれば、
それこそ、自分自身が
変化するチャンスを失い、
収拾のつかない事態を招いてしまう。

幼い子供の「なぜ?」には、
時々答えるのが難しい場合もありますが、
好奇心の旺盛さが感じられて、
嬉しいもの。

しかし、年を重ねていった時に、
損したくない、楽をしたい、
という気持ちばかりが強くなると、
だんだん、大人の「なぜ?」に
近づいていってしまう。

「このままでいたい」という気持ちには、
あきらめを押しつけ、
「なぜ?」と思える人生の変化を
楽しもうじゃありませんか。

【参考】
起死回生(トム・ピーターズ)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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