遺伝子のレベルで見るかぎり、人間の遺伝子は誰のものでも99.9%が同じです。…

遺伝子のレベルで見るかぎり、
人間の遺伝子は誰のものでも
99.9%が同じです。

天才と言われている人と
ふつうの人の遺伝子の差も、
せいぜい千に1つくらい、
の違いでしかないのです。

つまり、人間の能力は
誰も似たようなもので、
ほんのわずかな部分で
個性が表現されているに
すぎないのです。

言い換えれば、誰にだって
天才になれる可能性が
あるということです。

(生命のバカ力、村上和雄)

自分の出来の悪さを、
親から受け継いだ遺伝子の
せいに出来ない、とは…

強烈なメッセージです。

この村上和雄さん(筑波大学名誉教授)の
講演を聞く機会があったわけですが、
聞く前までは、遺伝子レベルの話が、
生き方まで及ぶとは
思ってもみませんでした。

ま、例外はもちろんあるとしても、
「人生、自分次第」という考え方が、
単なる精神論でなく、
遺伝子レベルでも結論づけられる
ことだとすれば、
自分の責任の逃げ道が
閉ざされた気分になります。

と同時に、必死さも、
湧きあがることを否めません。

10人の話を一度に聞けた
というあの聖徳太子とも、
かのアインシュタインとも、
エジソンとも、ほぼ同じ遺伝子を
もっている自分が、ここにいるのです。

こりゃあ、やっぱり、
何か出来る人間ですな、自分は。
そして、あなたも…

【参考】
イヌが教えるお金持ちになるための知恵(ボード・シェーファー)


人生の短さについて(セネカ)

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