周りにバカって
思われているくらいが、
ちょうどいいんだよな。
(糸井重里)
この言葉は、ちょっと複雑です。
これを書いている最中に、
うちの奥様に「今日の言葉はねぇ?」と
教えてあげたら、
「うちのバアちゃんが、
いつも言っていることじゃん。」
と言ったんです。
確かに、
「バカ、バカって言われるのは、
全然かまわないよ。
どんどん言ってくれ。」
を口癖に、身内に迷惑をかけては、
歩き回るんです、うちの義母。
思わず、うなってしまいました。
だから、
本当に○○で迷惑な人間が、
この言葉で開き直られると、
正直、困ります。(笑)
で、どんな効果を期待しているか、
と言いますと、
人目を気にしすぎて、自分を出しきれず、
好きなこととか、バカなこととか、
ちょっと変わったこととか、
いろんなチャレンジに二の足を
踏んでいる人に、勇気を与えたいんです。
「なんか、あの人変わったみたい…」とか、
「ちょっと、アレだよねぇ…」とか、
言われ始めたとき、
持ちこたえて欲しいんですよ。
結果がどうであれ、
思い立ったことを温めてばかりいちゃあ、
次に進めないでしょ。
いつまでも消化不良のまま…
開き直りでなく、
常識人の「常識」を疑うこと。
今の世の中、
それくらいが出来て、ちょうど
生きていけるんではないでしょうか。
【参考】
言いまつがい(糸井重里)