確信で始めた人は、疑いで終わる。…

確信で始めた人は、
疑いで終わる。

あえて疑いで始めた人は、
確信で終わる。

(英語)
If a man will begin
with certainties,
he shall end in doubts;

but if he will be content to
begin with doubts,
he shall end in certainties.

(フランシス・ベーコン)

なんか、面白い言葉。

信じたいことがあるとき、
人は妄信したくなる。

それで一度傷つくと、
今度は、疑ってばかりいる。

でも、この2つは、結局同じこと。
望みどおりをとことん妄信するか、
それを無理だということを妄信するか、
そのどちらかだけ。

そんな信じ方、疑い方なら、
いつまで経っても、
信じることの意味、
確かなものの意味なんか、
分かるわけがない。

思い込みに囚われているだけだから…

そう考えると、
どちらの可能性も認めたうえで、
物事を見たり、人を見たりすることって、
けっこう難しいことなんだよね。

人生は、飛び込み営業みたい。

1つ1つのドアをノックしていくんだけど、
前のドアと次のドアの人は、
まったくの別人。

こちらが前のドアの記憶を引きずり、
勝手に思い込んで、応対していたら、
通じる心もすれ違ってしまう。

あえて疑ってみる、といういのは、
疑心暗鬼、人間不信とは違う。

いろんな可能性を認めて、
人と物事と付き合うこと。

【参考】
生き方上手(日野原重明)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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