…いつもしずかにわらっている…

雨にもまけず
風にもまけず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して瞋(いか)らず
いつもしずかにわらっている

みんなにデクノボウとよばれ
ほめられもせず
くにもされず
そういうものに
わたしはなりたい

(雨ニモマケズ、宮沢賢治)

今、松嶋奈々子さんが
CMで読んでいるのを聞いて、
また、心に来る言葉になりました。

原文のカタカナだけ、
現代ひらがなにして、
私なりに読みやすく(?)してます。

私たちには、
いろんな喜怒哀楽があり、
その自分の感情に付き合っているだけで、
疲れる人生というシーンもあります。

そんなことならということで、
空気のような無色透明の存在でありたい、
なんて憧れをもつ時があっても、
おかしくないでしょう。

決して、閉じこもりでなく、
なんとなく、悟りに浸りたい心境…
あらゆることを受け入れ、
あらゆることへの強さもある。

人生でも、仕事でも、恋愛でも、
自分の思うようにいっている時は、
人間的な自分でよかったなぁ、
とうなずくのですが、

思うようにいかなくなると、
ありったけの力でもがくか、
その苦しみを感じないほどの悟りに
いたる自分が欲しくなるか、
そのいずれかでしょう。

実際、そんな悟りに
至れることはないかもしれませんが、
いい言葉に出会って、
その瞬間だけでも、
心穏やかになれることって
大切だと思います。

【参考】
雨ニモマケズ 画本宮澤賢治


こころの処方箋(河合 隼雄)

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