読書は、
一人のようで一人ではない。
本を書いている人との
二人の時間である。
(読書力、斎藤孝)
なかには、
そんなふうに言えない本も
あるかしれない。
身近な人、
目の前にいる人との
コミュニケーションが大切なのは、
もちろんのことであるが、
身近であるだけに、
住んでいる世界や知っていることが、
あまりにも似ていたりする。
残念ながら、似ているものからは、
新しいことを学べるチャンスはあまりない。
刺激が必要。
それも、心の中に入り込んでくるような…
見ず知らずの人間から、
心の中に土足で入り込まれ、
頼みもしない説教をされるのは、
とても腹立たしいが、
擬似的な二人の時間となる読書で、
気づかされるような感じで、
言われる(読む)のなら、
けっこう素直になれる。
知らなかったことにも、
忘れていたり、
気づいていなかったことにも…
今日は、ちょっと読書してみますか?