しばしば、勇気は、死ぬことでなく…

しばしば、勇気は、
死ぬことでなく
生きることで試される。

(英語)
Often the test of courage
is not to die but to live.

(ヴィトリオ・アルフェリ)

いかに生きるか、
いかに楽しむか、
それを考えずに、

ただ死んだっていい、
なんて言葉を聞かされたら、
だいたいの人は怒ると思う。

「死んだっていいとな!
 たぶんそうかもしれぬ。

 生きている者の多数は、
 死んだっていいやつじゃ。
 そして死ぬる者の中には
 生きていてほしい者がおる。

 あんたは死者に命を与えられるか?
 もしできないのなら、そうせっかちに
 死の判定を下すものではない。」

 (指輪物語/ロード・オブ・ザ・リング)

たしかに、
いつ死んだっていいと思いながら、
必死に生きている人には、
ずっと生きていてもらいたい魅力がある。

それは、
死を待ちながら生きることとは、
根本的に違う。

出来れば、生きながらえたいが、
死ぬことになっても後悔しないよう
生きている覚悟があるわけだから、
違うのだ…

いろんなものから守られすぎて、
生きていることの価値が薄れてきている。
そんな時代だと感じる。

だから、わざわざ、
危ないことをしたり、
危ないところに行って、
自分の「生」を確かめたい気持ちに
なる人もいるんだろう。

そう考えると、
そんなことをする彼らの気持ちが
分からないわけでもない。

あなたが危ないことをする理由、
した理由は、それですか?

【参考】
ロード・オブ・ザ・リング・王の帰還


道は開ける(ディール・カーネギー)

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