たった1つ私が恐れるのは、 …

たった1つ私が恐れるのは、
恐れることだ。

(英語)
The only thing I am afraid of is fear.

(ウェリントン)

人が心に不安や恐れを抱くと、
だいたいは、体がかたくなる。

そうすれば、思い切ったこと、
精いっぱいの働きが、
出来るわけがない。

スポーツの試合中であれば、
腕が伸びにくくなったり、
振りや動きが「恐る恐る」になる。

一番恐れるべきことは、
「恐れる自分」になってしまうこと。
たしかに、そうだと思う。

しかし、それを逆利用することも出来る。
いわゆる「背水の陣」っていうやつ…

もう後がないという状態で、
どこまで頑張れるか、究極の試しだ。

ただ、毎回毎回、
背水の陣ばかりしていたら、
多分、疲れてしまう。

恐れないようにする方法も
考えていなくちゃいけない。

それについては、
人それぞれかもしれない。
中途半端に敵を知って恐れるよりは、
何も知らない方がいいと言う人も、
いるだろう。

まったく恐れのない人生なんて、
なかなかないだろうとは思うが、
とりあえず、
恐れてしまう自分を恐れよう。
そして、そこから逃れる…

【参考】
不安の力(五木寛之)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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