下手は上手の下地なり。…

下手は上手の下地なり。
下手よりだんだん上手になるなり。

(子孫鑑、寒河正親)

下手だ、下手だと嘆かずに、
そこから上手になれる余地が
あると思えば、

下手な自分も
受け入れられるように思う。

うまくいかない自分も、
失敗ばかりの自分も、
大切な人を愛せない自分も…

「わたしたちの強さは
 弱さから生まれる。」
 (エマソン)

多分、1つでもいいから、
下手や欠点を克服できたら、
多分、違ってくると思う。

そのプロセスを覚えていると、
あの時だって、
ここからスタートしたじゃないか、
そんなふうに思える。

ただ、私は、何が何でも、
下手や欠点を克服しよう、
とは勧めない。

とりあえず、今ある長所を、
伸ばしていき、自信をつけるのも
大切だと思うから…

そして、それを努力していくなかで、
「そうか、この欠点も克服したら、
 自分はもっと伸びるんだな。」
と思える瞬間も来るだろうから、
やりがいを確実にもてるはず。

ただ、手遅れにならないうちに、
そういうチャンスを大切にしたい。
大切にしてもらいたい。

今日の願いです。

【参考】
生きた方上手(日野原重明)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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