最初のボタンをかけ違えると、残りのすべても…

最初のボタンをかけ違えると、
残りのすべてもそうなってしまう。

(英語)
If the first button of one’s coat
is wrongly buttoned, all the rest
will be crooked.

(ジョルダーノ・ブルーノ)

私は、女優さんの夫にはなれない、と思う。
って、もう結婚しているわけだが…

この話をすると、
器の小さい人間だな、
と思われるかもしれないけど、

やっぱり、仕事でも趣味でも、
自分の奥さんが、
異性とすごく密接になる状況が
できてしまうものは、
受け付けられない。
ガマンは出来ないです、正直に。

多分、こういうことなんでしょう。
いつまでも魅力的であって
欲しいとは思っても、
その魅力は、自分のためだけに、
という欲張り…?

だから、そういう思考に
合わせてくれる人と結婚したつもり。
結婚前には、それなりに悩んだ時期も
あったように思います。

しかし、それがなかったら、
私の場合は、結婚のボタンを
かけ違えることになっていたことでしょう。

将来、ガマンできないだろうことを
分かっていて、スタートするというのは、
明らかに、ボタンのかけ違い。

もちろん、
そのガマンできないことは、
人それぞれでしょう。

ある友人(女性)が、
自分の結婚式の進んでいる最中に、
「この人と、本当に結婚していいのか?」
と何度も自問しながら、
その場にいたらしい。

「結局、その答えは出せなかったけど、
 今は、子供も生まれて幸せだと思う。」
と、多くの知人に話しながら、
旦那を尻にしいているようだから、
満足っぽい。

かけ違えていないか、
考えただけでも、
いいんじゃないかと思う。

ただ、心の中に、「かけ違えているぞ。」と
答えが強く返ってきているのに、
それを無視したら、いけないと思う。

今かけ直すことは、
最後までかけ違いを疑いながら、
かけ終わって、やり直すよりも、
気が楽なのです。結果的には…

何か、かけ違い、ありませんか?

【参考】
男は女のどこを見るべきか(岩月謙司)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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