スタートが良ければ、半分は成功したようなものだ。

スタートが良ければ、
半分は成功したようなものだ。

(英語)
Well begun is half done.

(ギリシャのことわざ)

すみません。
今日は、ちょっと親バカな話に
お付き合いください。

子どもらの小学校では、
運動会の際に、
80m走というものがあるのですが、
各レースにおいて、
あまりにも差がありすぎると
「かわいそう」ということで、

レース毎に、だんだん速い子が
走ることになりました。
1レースは、7?8人。

長女は、運良く(悪く?)、
一番最後のレースが
出番となりました。
それは、去年も今年も同じこと。

去年の彼女は、緊張しすぎて、
スタートした瞬間から、
こけそうな走り方をすることに…

幸い、コケルことはなかったのですが、
結果はビリ。練習の時でさえ、
経験したことのない屈辱に、
親の顔を見た長女の目からは、
涙が止まりませんでした。

さて、今年は、
絶対にそんな経験をしないぞ、
と心に決めて、練習にいそしんでいた彼女。

「スタートした瞬間には、
 私が1位だけど、途中で抜かれるの。
 それでも、2位か、3位になれるよ。」
と、やる気満々です。

親たちは、
去年のような失敗がなければいいなぁ、
と心配しながら、本番を迎えました。

スタートが肝心。
本人も十分に分かっています。

よ?い、バン。いいスタート!
練習の時のように、1位のようです。
一生懸命、走る、走る、走る…

私たち夫婦は、ゴール手前10mくらいの
ところにいましたが、3人が横一線に
並んでまま、通り過ぎていきました。

そして、ゴール!
ゴール係の人は、
一瞬、誰が2位?誰が3位?
と戸惑っているようでしたが、結果は3位。

接戦という面白いシーンを見せてくれて、
また自分の力も出し切れて、
長女も私たちも満足…の運動会。

いくら精一杯の準備をしていても、
いざ本番でいいスタートが切れないと、
心は萎えてしまいます。

緊張しすぎず、油断もせず、
また間違ったスタート地点に立つこともなく、
良いスタートを切りたいものです。

【参考】
人生の目的が見つかる魔法の杖(西田文郎)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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