…みいんな しあわせのかくしあじ

くるしみ かなしみ
そして わかれ みいんな
しあわせのかくしあじ

(かとうみちこ)

いいですね。
この幸せのかくし味…

16歳で難病になり、
それから40年、これまで、
さまざまな活動をして
いらっしゃる方の言葉だそうです。

彼女は、こうも言っています。
「痛みは生きている証です。」

痛みを耐えていない私は、
ちょっと、そんなこと
言えませんねぇ。

と言いつつ、
自分の子どもや他人の痛みには、
かなり鈍感だったりするから、
手に負えません。

「なぜ、私は鈍感なんだろうぉ?」
と口にしたら、うちの奥様が、
「傷つきたくないから」
と言いました。

そうかなぁ…
首を傾げましたが、
よく考えてみると、
たしかに、心当たりもあります。

自分が傷つくことを避けて、
痛みがないように、ないように、
と経験を選んでいるかもしれないから、
他人の痛みにも、出来るだけ、
かかわりたくない…
そうなっちゃうかもしれません。

そんな人間が、どうして、
このようなサイトやメルマガを
3年間も続けているのかと言えば、

傷口を見たくないから、
すぐさま、カットバンをそっと
差し出している感じなのかもしれません。
自分でも、よく分かりませんが…

いずれにしろ、
痛み、苦しみ、悲しみ、別れ、
そんなかくし味を受け入れている人は、
幸せにも近いんでしょうね。

【参考】
しあわせのかくしあじ(かとうみちこ)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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