今日という日には、誰もが素人だ。

今日という日には、
誰もが素人だ。

(あなたへの囁き、三浦綾子)

ベテラン、
地位や権威ある人、
知識や経験の多い人、
偉そうにしている人などを
目の前にすると、
だいたい、心が小さくなる。

自分は、まだまだ
なんだよなぁって。

でも、人一人の心を見れば、
今日という新しい一日に対しては、
同じような立場。

昨日とまったく同じことが
起きるわけでもないし、
微妙に対応を変える工夫を
しなければ、生きてはいけない。

仮に、ベテランの方が、
うまくやっていける可能性が
現実として高いとしても、
それをどう受け止めるかによって、
自分の力がどれだけ出せるかは、
違ってくるように思う。

人は、感じる差の大小によって、
やる気になったり、
やる気をそがれたり、
かなり単純なところもあるから。

実情を知らないで
思い込んでいる場合だって、
少なくないだろう。

また、ムダだった、
失敗した、傷ついたとか、
そんな経験を避けたいばかりに、
安易に、脅威を感じて
いることもありえる。

本当は、どうしたいのか。
それを忘れると、
差ばかりに心が奪われ、
進むためのちょっとしたスキマや
可能性でさえ
見えなくなってしまうだろう。

さあて、おごらず、おじけず、
素人として、立ち向かいましょう。

【参考】
あなたへの囁き―愛の名言集(三浦綾子)


人生の短さについて(セネカ)

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