私たちにとって敵とは、
「ためらい」です。
自分でこんな人間だと思ってしまえば、
それだけの人間にしかなれないのです。
(ヘレンケラー)
私の敵は、あの人だ。
それだけはすぐにも分かるけど、
そう思うことによって、
自分をその程度の人間に
してしまっている自分という
一番大きな敵を忘れている。
見える敵に限らず、
色々なものを敵にしてしまう
自分の中にある「ためらい」。
これは、ある程度、しょうがない。
しかし、それに、
自分をあまりにも甘やかすと、
何にも変わらなくていい自分
になってしまう。
うまくいかないことばかりが多いと、
新しいことにも、「ためらい」が
先にきてしてしまう。
今年2004年を表す漢字は、
「災」だということ。
災害の多い一年、
なかなか抜け出せない不景気。
この先、また、
どんな災いがあるんだろうと思うと、
なおさら、「ためらい」ばかり…
何を信じるのも自由ですが、
昨日も、今日も、同じ一日。
ラッキーも、リスクも
同じ確率で潜んでいる日。
そのどちらを生かすも殺すも、
私たち次第。
「ためらい」は、ほどほどに。