…電池はすぐにとりかえられるけど、命は…

命はとても大切だ
人間が生きる電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかなくなる

電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない

何年も何年も月日がたってやっと
神様から与えられるものだ

だから私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう

(電池が切れるまで、宮越由希奈)

キカさんから、
以下のコメントといっしょに、
投稿をいただきました。

「ドラマ化もされた実話です。
 この『命』というタイトルの詩は、
 神経芽細胞腫という病に冒され、
 この世を去った宮越由希奈ちゃん。
 当時小学4年生の少女が書いた詩です。
 わずか11歳の少女が、このような詩を
 書くことができるのは、
 誰よりも命の大切さ、尊さを
 知っていたからなんでしょうね。」

大切なことって、
年齢が加わるから、
分かってくるとかじゃなくて、

それを失った時の重さを
知っている人が
分かるんですよね。

ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
「時間銀行」というチェーンメールが、
流れた時があります。途中だけ引用します。

1年の大切さを知るには、
 落第した学生に
 聞くとよいでしょう。

1ヶ月の大切さを知るには、
 未熟児を生んだ母親に
 聞くとよいでしょう。

1時間の大切さを知るには、
 待ち合わせをしている恋人に
 聞くとよいでしょう。

1分の大切さを知るには、
 電車に乗り遅れた人に
 聞くとよいでしょう。

1秒の大切さを知るには、たった今、
 事故を避けることが出来た人に
 聞くとよいでしょう。

10分の1秒の大切さを知るには、
 オリンピックで銀メダルに終わった人に
 聞くとよいでしょう。

—-引用終わり—-

忘れたくないけど、
忘れちゃうんだろうなぁ。
こういう大切なことって…

それが不幸でもあり、
それも幸せでもある。

重すぎるのも、
軽すぎるのも、
人間はダメでしょうねぇ。

でも、見つめるときは
見つめなきゃ。

【参考】
電池が切れるまで(すずらんの会)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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