毎日、チームのみんなのことを、
1人につき1分ずつ考えることに
しているんです。
これをやっていると、
誰がどういうことで
悩んでいるか、
どの人にどういうことを
してもらえばいいか、
自然に見えてくるんです。
(ほぼ日、岩谷徹)
1人につき1分。
これって、やってみると、
意外な発見があります。
好きな人とか、
大切に思っている人のためだと、
1分でも、けっこう短い。
でも、ふだん考えていない人の
ことだと、1分って、
けっこう長いように感じる。
それは、イヤだとか、
面倒だとかということでなく、
こんなに考えつくことがあるんだ、
っていうような発見。
押しつけられるようにして、
無理やり、
「あいつのこと考えてやれ。」
と言われるのは、苦痛だけれど、
自分で決めて、
「さ、あいつのこと、考えよう」
っていうのは、なかなか心地よい。
なんだろう。
自己満足かもしれないけど、
ちょっといい人になった気分。
ただ、それもくり返しているうちに、
考えて「ばかり」で、
実際に何も自分が動かないと、
考えるネタがワンパターンになり、
自分が自分の考えに飽き飽きしてくる。
結局、考えるということは、
何らかの行動とセットでないと、
不自然なんだよね。
さて、自分のチームを、
どこまで広げて考えようか。
【参考】
天国で君に逢えたら(飯島夏樹)