わたしはありふれた人間だ。
ごくふつうの考え方で、
ごくふつうの生活を送ってきた。
記念碑などないし、
名前もすぐに忘れられるだろう。
でも、わたしには
全身全霊をかたむけて
愛する人がいる。
いつでも、
それだけで十分だった。
(きみに読む物語、ニコラス・スパークス)
さすらいびとさんより、
投稿された言葉です。
いろんな生き方を
肯定することから
始めれば、
人間一人一人を見るのは、
とても楽しいこと、
面白いことです。
自分の身のまわりだけを見れば、
人生の「ものさし」は
限られているように見えます。
しかし、
ナンバーワンでも、
オンリーワンでもないところで、
自分の生き方がある場合も
あるでしょう。
時に、
「そんなのは、ただの逃げだよ。」
という人もいるかもしれませんが、
その先で、どちらが
本当の幸せを感じる生活に
いたれるかは、分からないわけで。
そんな中で、
心ぜんぶを注げる相手を見つけて、
その人のために生きていける、
っていうのは、人生の基本として、
いいことだと思うなぁ。
もし、それに破れたからと言って、
それを否定する人がいるとしたら、
多分、間違っている。
自分で、自分の生きる道を
ふさいでいることになるかもしれない。
ありふれた生活の中に、
熱い心を持ちたいものです。
【参考】
きみに読む物語(ニコラス・スパークス)