「負けたことがある」というのが、
いつか大きな財産になる。
(スラムダンク、井上雄彦)
「就職活動中」さん
からの投稿です。
いい言葉ですね。
財産と考えれば、
本当に損得なしに思えます。
逆に言えば、
「勝ったことがある」
というのも、
財産にすぎない。
そして、財産というのは、
持っているだけでは意味がなく、
その使い方が賢くならないと、
「宝のもち腐れ」になるわけです。
たとえ、自宅に、
賞状を、トロフィーを、メダルを
100個以上も並べていたとしても、
それが、その後の人生を
幸せにしてくれるわけでもない。
それだけの「勝った」財産を
持っていたとしても、
人生に幻滅する日が
来ることだってありうる。
「負けた」財産が、
まだまだという気持ちを
引き起こし、死ぬまで魂を磨かせ、
生かしてくれることもある。
単なるプラス思考ということでなく、
勝ちも負けも財産に過ぎない。
その後の人生は、
その使い方にかかっている。
それを忘れたくないものです。
皆さまも、
今日の負けを見たら財産に、
今日の勝ちを見たときも財産に。
そこのところ、
よろしくお願いします。
【参考】
スラムダンク勝利学(辻秀一)