失敗とは転ぶことではなく、そのまま…

失敗とは転ぶことではなく、
そのまま起きあがらないこと
なのです。

(メアリー・ピックフォード)

失敗は恥、
そういう常識(文化)に
縛られている世界では、
失敗がかえって増えてしまう。

事が大きくなるまで、
隠されてしまうから。

最初に失敗と思ったことを
「転んだ」だけのことにすれば、
失敗は隠されずに、
もっとうまく活用されるかな。

誰もが、気軽に、
「はい、転びました。」
「はい、失敗しました。」
と言う文化。

これはこれで、
真剣味のない文化の
ような気もするけど…

どっちがいいんでしょうねぇ。
失敗を責めない文化、
失敗を責める文化。

おそらく、文化だけでなく、
個々人の意識にも
関係あるように思います。

転んでも起きようとする意志が
あるのであれば、
厳しく責めすぎない文化は、
うまく、それを助けるでしょう。

けれども、
起きようとする意志がなければ、
いくら、責めすぎない文化で
あったとしても、
何も変わることはないわけで。

完璧主義の人が、
失敗に弱かったりするのも、
周りから責められることに
いくらか関係はあるでしょうが、

やっぱり、起きあがる気持ち
っていうのは、
生命力みたいなものなんでしょうね。

皆さまは、その生命力、
まだもっていますか?

かすれてきたように思う方、
蓄える場所をお探しください。

いい言葉ねっとが、
そのお役に立てたら、
それはそれで嬉しいです。

【参考】
失敗学のすすめ(畑村洋太郎)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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