忘れ去られた人々のことを思い出しなさい。…

忘れ去られた人々のことを
思い出しなさい。
世界が見えてきます。

(マリー・エシェンバッハ)

これは、慈善事業だけに
関係ある言葉でないと思い、
紹介します。

1つに、
「忘れ去られる」というのは、
自分も、いつかは、
なりえる存在だ、ということ。

テレビや新聞などで、
報道されている時には、
よくよく考えたり、
話題となっていた
日本や世界の地震被災地で
暮らしている人々。

たしかに、私も
今は忘れてしまって
いるなぁ、と思います。

そして、それから考えるに、
自分も何らかの被災者に
なった時には、
マスコミで騒がれる時には、
思い切り騒がれて、まもなく、
さぁ?っと去って行かれる
ということです。

良くも悪くも、
そういうことだと思います。

もう1つは、
忘れていることの方が
多いかもしれない、
ということ。

たとえば、
「今は、インターネットでの
 ビジネスが盛んだ。」
とは言われていても、

現実的には、日本経済において、
インターネット販売で巡るお金の量は、
まだまだ数%のレベルだ
と言われています。

つまり、その事実を誤解して、
何でもかんでもインターネットを
中心に考えると、
誰かを忘れ去ることになり、
落とし穴にもハマるわけです。

だからと言って、
インターネットの可能性を否定する
つもりはありません。私が、
こうして、あっという間に、
多くの人に、いい言葉を送れるのは、
インターネットのおかげですから。

要は、可能性と現実を
きちんと見極めないと、
次の世界が見えてこない
ということでしょう。

あなたも、いつかは
忘れ去られます。
良くも悪くも、
そういう現実があります。

その中で、どう生きていくのか。
考えさせられますね。

【参考】
あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書(アーネ・リンドクウィスト)


道は開ける(ディール・カーネギー)

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