物は壊れるから尊いのです。人の命も…

物は壊れるから尊いのです。
人の命も…

(美味しんぼ、雁屋哲・花咲アキラ)

ハーラさんからの投稿です。
コメントは以下。
「この言葉のおかげで、ペットに
 何かを壊されても、前ほど
 怒らなくなりました。」

逆の発想なんでしょうね。

壊れる瞬間があるから、
尊さが際立ってくる。

壊れる可能性がなければ、
おそらく、尊さは感じられない。

人が、壊れないもの、
長持ちするものを探したり、
つくり出すのは、やはり、
「壊れる尊さ」を知っているから、
それを避けたいのだ。

壊れるから不便、という理由も
確かにあるけれど…

たとえば、ハーラさんのように、
ペットとモノが目の前にある時、
どちらも壊れる存在なはずだけど、

モノがペットを壊すよりは、
ペットがモノを壊す回数の方が
多いだろうから、怒られるのは、
だいたいがペットだろう。

しかし、そういう壊れる回数でなく、
壊れる「質」で考えれば、間違いなく、
モノよりも、ペットの方が悲しいはず。

反省させられます。

うちの子供と、私の大切なものにも、
その関係は当てはまりそうで…

壊れる可能性をもっているから尊い。

そう考えれば、来るべくして、
当然来る「壊れる瞬間」に、
心奪われて、あたふたするよりも、

壊れないように、壊れないように、
大切にしていく方に、
心奪われるのがベストなのは明らか。

壊れてから、別れてから、
もっと大切にしておけば良かったとか、
思わなくてもいいように。

壊れるから尊い、確かにそうだ。
人間は、それを忘れやすいから、
その証明のためにモノがあるのかも。

【参考】
31歳ガン漂流(奥山貴宏)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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