487回目の実験が失敗したとき、…

487回目の実験が失敗したとき、
ピエール・キュリーは絶望して言った。
「これは無理だ。きっと100年はかかる。
 ぼくが生きている間はできないよ。」

するとマリー・キュリーは
ひるむ様子もなく言った。
「もし100年かかるとしたら、
 それは残念なことだけど、
 でもわたしは生きているかぎり
 何度でも続けます。」

(英語)
And after their 487th experiment had failed, Pierre threw up his hands in despair and said, ”It will never be done. Maybe in a hundred years, but never in my day.”Marie confronted him with a resolute face and said, ”If it takes a hundred years, it will be a pity, but I will not cease to work for it as long as I live.”

(キュリー夫人の実話)

はたして、その結果、
100年を経ずして、その実験は成功し、
ガン患者は、その恩恵に浴している。

一言、本気だったんですね。
それに尽きるように思います。

本気でないものは、
いつかは消えていく。

どこで、自分の気持ちが
本気になるかは分からないけれど、
今はそれがないとしても、
「本気になれるもの探し」は
あきらめない方がいい。

もちろん、それが見つかるまでは、
不本意な時間も長くあるだろうけど、
だいたいにおいて、487回よりも早く、
うまくいく時が来るんじゃないでしょうか。

487、なかなかいい数字だと思います。

【参考】
幸せインストール―“いいこと”が起こりだす5つのアプリケーションソフト(遠藤励起)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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