情報っていうのは、すべて知る必要はなくて、…

情報っていうのは、
すべて知る必要はなくて、

どこでこの情報が手に入るか
ということを知っていれば、
知っている必要はないんだ。

(リチャード・ソウル・ワーマン)

うんちく王を目指すつもりなら、
この言葉は該当しない。
また、受験勉強にも通用しない。
情報がアタマの中に、
入っていなければいけないから。

しかし、大人に
なってからの人生では、
だいたいにおいて、
情報のありかを知っていれば、
それで、事は足りる。

つまり、
いざという時の引き出しが、
アタマの中にあればいいのだ。

でも、アタマの中に
ちゃんとした引き出しが
出来ていくためには、
やはり学ぶことが必要。

知識や情報の体系を
知らなくてはいけない。

どんなふうにつながっているのか、
どんなふうに進歩していくことか、
どんな可能性があることか、とか。

私の知人に、エラい人がいる。
いろんなことを引き出せる人だ。

しかし、その人自身は、
たいして知っていない。
知っている人を知っているだけ。
それも、多くの人を…

人のつながりと、情報のつながりを
いっしょにしちゃっている人だから、
かなり便利だろう。
そこまでいくために、
どれだけのことを学んできたか、
と思うと、尊敬しちゃう。

私も考え方を変えないとなぁ…

【参考】
理解の秘密(リチャード・ソウル・ワーマン)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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