…肝心なのは、20人の選手が、…

「たとえ負けても、恥ではないわ。
 肝心なのは、ここまで来れたことよ。」

「肝心なのは、20人の選手が、
 20年後に何も思い残すことが
 ないようにすることだよ。」

(英語)
”There’s no disgrace
 in losing to this team.
 The important thing is
 you got this far.”

”The important thing in those 20 boys
 knowing in 20 years, they didn’t
 leave anything on the table.”

(映画「ミラクル」)

何気なくレンタルしたこの映画DVD。
ストーリーは、
レイク・プラシッドで行われた
1980年冬季オリンピックでの実話。
その名の通り、「奇跡」のストーリー。

当時のアメリカ・ホッケーチームが、
20年も勝てていないロシアチームに挑み、
チームがまとまり強くなっていく姿が
描かれていました。

「スポ根」が好きな質(たち)だと
いうわけじゃないけど、この言葉は、
スポーツの一瞬一瞬に限らず、
人生の一分一秒にも通じる気がします。

とにかく、攻めなければいけません。
いや、守りだって大切だろう、
という人もいることでしょう。
しかし、守りは、
時に「逃げ」であることも
少なくないのです。

攻めるには、全力が必要です。

今の自分から、
その最大限の力を引き出すために、
自分を高めることが
本当の「攻める」ことだと思います。

スポーツに限らず、
仕事でも人生でも、
「攻める」は多分同じこと。

20年後に後悔しないために、
いや、そんな先のことでなくていい。
1週間後、1ヶ月後、1年後でも、
自分が後悔しないくらい、
最大限の自分を出し切って、
攻めまくって欲しい。

他人を責める暇があるくらいなら、
そんな「攻め方」を考えた方がいい。
そうすれば、他人を責めることの愚が
見つかるはず。見つけられない人は、
結局、それだけ攻めるパワーが弱まる。
本当は「攻める」ことに使えるのに、
責めるパワーばかりに消費して、
もったいないだろうなぁ。

ちなみに、死ぬとき、
「もっと仕事をしておけばよかったぁ」
と後悔して死ぬ人はいないんですって。

とすれば、私たちが
人生で攻めるべきところは、
どこなんでしょうね。

【参考】
映画「ミラクル」


人生の短さについて(セネカ)

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