判断力を強め、良心を取り戻すのに、…

判断力を強め、良心を取り戻すのに、
自己責任ほどいいものは何もない。

(英語)
Nothing strengthens the judgment
and quickens the conscience
like individual responsibility.

(エリザベス・コディ・スタントン)

いくら怒られても、
いくら注意されても、
いくら軽蔑されても、

本当に、身になる能力というのは、
そことは違う自分の責任を
感じ始めた時に芽生えてくる。

雑誌「アントレ」に、
こんな言葉を見つけました。

「能力がないことを嘆くのではなく、
 課題を明確にすることから
 始めればいい。
 それができれば
 結果は後からついてくる。」
 (斎藤孝)

スポーツでも何でも、
勝ち負けとかだけで怒られたり、
けなされているうちは、
怒られないように頑張るだけで、
その怒られるという
「援助」がなくなった時には、
その先も見えなくなる。
つまり、長続きするものではない。

だって、強い選手(チーム)は、
コーチとかに叱られて
強くなっているじゃないか、
と思う人もいるかもしれない。

たしかに、強いチームの中には、
そういうタイプのところも
あるだろう。

しかし、ただ単に、
勝ち負けだけについて怒り、
コーチが選手に、今の課題を見せたり、
いっしょに考えたりしなければ、
おそらく、ずれてくる。

本当に頑張れるようになるためには、
「自己責任」とのバランスが必要。
喜ぶのも自分、悲しむのも自分、
そして、それが本当に欲しいかどうか。

だから、欲しくもないものには、
自己責任なんて感じるわけないんです。
まず、何かに関連づけて、
欲しくさせることから始めましょう。

【参考】
ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術(茂木秀昭)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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