生活の中で出会う問題を
正しくとらえる一番簡単な方法は、
それらを2つに分類することです。
つまり、
自らの選択と行動ゆえに起こる問題と、
それ以外のことが原因で起こるものです。
(英語)
The simplest way to look at
these difficult events in our lives is
to separate them into two categories:
those that occur because of
our personal choices and actions
and those that come from
all the other events that impact our lives.
(D・アレン・アンダーセン)
私たちは、時々、
負うべき重荷を背負わないで、
負わなくてもいい重荷を
背負っていることがある。
占い師さんが、
「あなたが苦しみを受けているのは、
あなたの先祖が?だからです。」
なんて言えば、それを恐ろしく思い、
「これを買えば、先祖は供養されます。」
なんて言われて、それに頼ってしまう。
一方、自分自身の選択や行いについては、
何も反省することなく、苦しみは続く。
また、ある出来事について、
「それは、あなたが、あの時に、
あんなことをしたからです。」
なんて直接関係ないことを言われても、
今の苦しみに、さらなる苦しみを
加えることさえ許してしまう。
すべてが他人のせいではない。
と同時に、
すべてが自分のせいでもない。
何もかも自分のせいにして
生きていくのは、ある意味、
責任感が強くて、立派な気もするが、
単なる自意識過剰の場合もある。
シンプルに考えよう。
自分のせいであるのは、
どう言い逃れしようともその通り。
しかし、そうでないことは、
いろんな要素がからんで、
そうなっていることだってありえる。
今、原因が分からないことも、
時が経てば、分かってくることもある。
もちろん、分からないこともある…
原因が分からないことは、
何か自分の収穫にするだけでも、
自分が「出会った理由」を見つけられる。
そんなシンプルな生き方でも、
いいのではないでしょうか。
分からないことについては…