戦いに勝つことが、
負けるよりも
いっそう悪い時がある。
(英語)
Sometimes it’s worse
to win a fight than to lose.
(ビリー・ホリディ)
何でも勝てばいい、
っていうもんじゃない。
なんて言ったら、
負け犬の遠吠えみたいですが、
経験として分かるのは、
1回の勝ちが、
その後の10回の負けを
呼び起こすことがある。
そして、反対に、
1回の負けが、
その後の10回の勝ちを
呼び起こすこともある。
何のことを言っているか、
分かりますよね?
慢心というものは、
質が悪いものです。
10回の負けにつながるような
1回の勝利による慢心よりだったら、
「何、くそ?!」っていう負けの方が、
絶対にお得です。
ただ、あきらめて、負けるために、
気合いの入らないような勝負だったら、
慢心と同じで、意味はないのですが…
勝負に勝っても、
自分の慢心に負けるくらいなら、
その先が知れています。